もんだいに気づく

無気力なルーチンが続いている。何か特に意思のようなものがあるわけではなく、ただただ惰性で動いている。帰り道の数分間の時間に、そのことに気付くけど、家に帰ったら考えたこともすべて忘れている。そして出かけるときに思考の続きが始まる。
何かを考え始めるときは、大抵寝起きか道を歩いているときだ。思考がリセットされるときか、思考以外の行動が無意識化で動いているとき。だからこそ、これらの時間を確保して、振り返りを強化しなければならない。


なぜ、考える時間が必要なのか。振り返っているときに、いつも「惰性で動いている」ことに気づかされるから。それがとてもみじめで、つまらない人間だと感じてしまうから、それを避けたいんだと思う。問題を正しく認識する。いや、正しくある必要はなくて、とりあえず認識すればいい。問題を認識すれば、それに対してどうすればいいのか対策を考えるようになる。問題そのものを気にしなくするか、問題に対して何かしらの対応をするか。
日頃から小さな気になっていることが多数ある。その対応方法はGTDで学んだ。だけど、GTDもいつの間にか意識しなくなってしまった。こういう振り返りの時間に、メタ的な気づきが生まれて、行動を俯瞰し、行動を変えていくことができるのかも。


やっぱり、考える時間が必要だ。だけど、「考える時間」という言葉は何かを指しているようで何もさしていない。具体的に何をすればいいのだろうか。何もしない時間を作る、瞑想する時間を作る、30分間紙とペンだけ準備して過ごす、30分間無目的で散歩をする、日記を書く、ブログを書くなどなど。この辺りが該当しそうだ。五感を遮断して、自分の考えていることに集中する。それだけで、自然に考え始める。
スローライフでいこう』に挙げられていたけど、思考というのはチャンネルが変わりやすいTVのようなものらしい。1つのことを考え続けるのは難しい。だから、次々に別のことを考えてしまう。そのため、瞑想でトレーニングして、雑念を取り払っているらしい。これはGTDに似ている。GTDは気になることをすべて書き出して、次の行動を書き出すことで、気になることを気にならなくしてしまう方法。どちらかを選択すればいいのかもしれない。
あるいは、紙に書き出す。これだけで思考のセーブポイントを作ることができる。いろんなことを思いついて脱線してしまうのは仕方のないこと、想像力が豊かということ。だから、紙を見て続きから考え始めればいい。そうすれば、忘れても考え続けられる。


そもそも、はてぶを読んで終わる毎日をやめれば、何かが変わるかもしれない、生きていく上で必要のない行動を、別の時間に費やすだけで、がらっと生活が変わりそう。行動が変われば思考が変わる。思考が変われば、もんだいの捉え方が変わる。もんだいの捉え方が変われば、対応方法が変わる。対応方法というのは行動そのもの。だから、1日30分程度の何もしない時間を作る。それらしい結論が得られたので、また続きは今度考えよう。

【まとめ】
・惰性で動いていることに嫌気がさした。
・考える時間がいる。考えれば行動が変えられる。だから、振り返りの時間を確保する。
※何もしない、瞑想する、紙とペンだけで過ごす、30分散歩をする、日記を書く、ブログを書くなどなど。
・心は移り変わりやすい。だから、続きから考えるという技術も大切。
・行動を変えて、自己嫌悪をやめたい。

・メソッド:振り返る(メタ的に俯瞰する)
・フロー:問題に気づく→対応方法を考える→方法を選択する→行動する