GTD始めました

GTDを始めました。概念的なものは何年も前から知っていたけど、本格的に学ぼうとしたのはここ最近。『ストレスフリーの整理術』、『ストレスフリーの仕事術』、『ストレスフリーの整理術実践編』を購入して読んでいる。今は、『ストレスフリーの整理術実践編』の後半まで読めた。
何となく把握していただけで、うまく使いこなせている感覚はなかった。気になることを集めてはいたけど、一箇所で管理できていないし気になることからすぐに「すること」に置き換えていたので、あまり効率的ではなかったと思う。読んでいるうちにすることが思い浮かんだり、どうすればいいのか感覚がわかってきたりする。これが訓練するってことなんだと思う。どこかの誰かが言っていたけど、本という触媒を利用して考えたことのみに価値がある。そんな気がする。
だから、というわけではないけど、本の内容を羅列するだけでは意味が無いな、という気がする。もちろん、本の内容がまとめてあると、見やすいし参照しやすい。利用する側としては重宝するけど、自分がまとめても意味が無いなという気がする。それよりは、読みながら考えたこと、行動しようとしたことに価値を見出したい。

GTDを取り組む上で、何から始めようか。まずは、収集と処理を分離することから始めよう。収集とは、気になることを集めること。処理とは、気になることの望むべき結果と次にすることを考えることだ。収集、つまり思いついた時点で「すること」として書いてしまうと時間がかかるし、思いつきと処理を一度にするから効率が悪い。ブレインストーミングは批判をせずにアイデアを出すから大量に意見を収集できるわけで、いちいち批判とか判断していると収集率が落ちる。だから、収集は収集だけで行ったほうがいいと思った。
具体的には「お茶」、「休日」、「GTD」とかが収集に挙げられる。処理は、「お茶を沸かす」、「休日の予定を立てるために、したいことを洗い出す」、「GTDの理論をまとめる。GTDで知っていることを書き出す。気になることを書き出してみる」など、次にすることと求める結果を考える(イメージする)行為だ。
あまり収集の状態で置き過ぎると、何をすればいいのかわからなくなるから、定期的に処理するようにした方がいい。今まで気になることしか集めてこなかったけど、収集と処理を明確に分けると強力になる。例えば、目の前に置いてある「西navi(JRの観光情報)」だが、これは何か? と問うと求める結果と次にする行動が思い浮かぶ。「旅行や観光の気になる情報を取得する」、「資料置き場に置く」、「観光情報をネタにウェブで検索をする」。気になることとして存在しているだけなら何もしなかったけど、求める成果が明らかになれば次にする行動も自ずと見えてくる。今までなら、何日間も放置されている可能性があったが、一度全部読み終えて、必要な情報を取得して、求めている成果が得られたら、処分することができる。この処理を周りすべてのものに適応できれば、散らかっている状況が改善すると思われる。「何をすればいいのかわからない」という状態から抜け出せる気がする。

何故ここまで具体的に書かないとダメだったのか。それは、一度経験してしまったら語るのが難しくなるから。そして、忘れた時のためにどういう手順を踏んでいけば、GTDを取得することができるのか書き残しておきたかったから。まだまだ初心者レベルだけど、1歩ずつ着実に進んでいきたい。

【今日のひとこと】
GTD始めました。