ToDoリストについて

一度に一つのことしかできない。複数のことを同時進行でできるという幻想は持たない。自分の作成したタスクリスト以上のことはできない。いったんすることを決めてしまうと、それ以上のことはできなくなる。だから、なるべく壁は作らない方がいいんだけど、ここまではするっていう目安がないと、次に進めなくなる。結局タスクリストと優先順位はとても重要ということになる。


amazonkindle本が48円で売っていたので、買ってみることにした。そこで、TODOリストの方法が載っていた。
1.仕事の終わりに、明日やらなければならないことを6個、紙に書き出すこと。
2.6個の「ToDoリスト」ができたら、優先順に1、2、3…と番号を振ること。
3.翌朝はこの番号順(優先順位)の通りに仕事をこなすこと。
4.6個ぜんぶできたら最高ですが、4とか5、いや2までしか完了できなかったとしても満足すること。なぜなら優先順位筆頭の仕事ができたんですから
5.これを誠実に繰り返すこと
6.効果があると判明したら、全社的に取り組むこと

備考:キモは選択と集中。仕事を選んで一心不乱に取り組むから成功する。


今までのタスクリストの方法と比較してみよう。
1.仕事を始めるときは、今日することを網羅して書き出す。(今日しなくていいことは書き出さない)
2.それぞれのタスクを開始する時間の目安があれば書き出しておく。
3.消化する。
4.最後に完了したか確認する。

この方法は、100点が最高で、それに満たないことが多い。また明日に仕事が残ることになってしまう。そうではなくて、重要なものから消化するようにしなければならない。重要なものだけ取り組んでいけば、緊急だけど重要でないことに時間を費やすことがなくなるはずだ。
そういえば、『減らす技術』の本でも、「いまに集中する」ことが大切って書いてあった気がする。今日もっとも重要な3つのタスク、というものを1日の始まりの段階に書いて、それを優先的に取り組むといった技法。


いま、自分に欠けていたのは選択すること、そして集中することだった気がする。優先順位という概念がぽっかり欠けているから、どうでもいいことに時間が消費され、満たされないままになっている気がする。
そういう意味では、「1日1回ブログを書く!」というタスクは、優先順位が高くて、完了基準も明確で、15分以内を想定しているから無理なく続けられる。他にしないといけないことがたくさんあったとしても、自分の中での優先順位が一番高いから、続けることができる。やっぱり、一度に一つのことしかできないって、言葉だけでなく体で覚えないと意味がない。

ルールブックというか、チェックシートを作っておきたい。毎日続けるには、続けるための掛け声のようなものが欲しい。たとえば、ノートパソコンのキーボードの上に「今日のとても重要な3つのタスクは何ですか?」というシールを貼っておくとか、パソコンを起動してから10分後に、「今日の優先順位高いことって何?」と出力させるとか。ただそこに存在するだけでなく、受動的でも取り組んでしまう仕組みを作っておきたい。そうすれば、無理なく生産的な日々が送れそうな気がする。次は具体的な方法を詰めてみようかな。知ってるTodoリストを改良して、自分のものにしたい。