GTDに慣れる8

GTDに慣れる8

一連の流れを把握しつつある。うまい具合に整理できれば、行動の閾値を下げることができる。
なるべく簡易資料を手元に置いておきたいと思ってたので、メモを抽出しておこうと思う。

【イントロダクション】
・成し遂げるべきプロセスの「全体」を意識しつつ、すべての「部分」に細かい注意を向けて行く必要がある。
・すべての気になることを5つのステップで処理して目に見える結果と行動に変え、やるべきことのリストを定期的にレビューしつづけていく。また、自分がすべきことの優先順位がはっきりしなかったら、6つのレベルからそれを見渡していけばよい。
・ある特定の道具やシステムに依存しないのもGTDの大きな特徴である。
・解決しなければならない真の問題とは、意味が明らかになっていない物事が大量に押し寄せてきているという状況である。
・ワークフロー:収集、処理、整理、レビュー、実行
ナチュラルプランニング:目的と価値観を見極める。結果をイメージする。ブレインストーミングをする。思考を整理する。次に取るべき行動を判断する。
・6つのレベルで優先順位を判断する:目標と価値観、構想、目標、責任を負っている分野、プロジェクト、行動
・あなた(あるいは組織)が、やるべきことをより生産的にこなし、これらの問題を解決していくには、2つの方法しかない。それは状況をコントロールすること(情報)と、将来への見通しを定めること(時間)だ。
・人生と仕事のロードマップ:地図を使う必要を感じない時もある。それは次の5つの条件が揃っている時だ。現在位置がわかっている。目的地がわかっている。現在位置から目的地に到達する方法がわかっている。途中で道をそれたり、予想外の障害に遭遇する心配がない。進んでいる途中で選択できる興味深いアプローチ、優れたアプローチ、創造的なアプローチのすべてがわかっている。
・物事をストレスなく、最大効率で進めていくためのキーワードは次の2つだと私は考えている。:(状況の)コントロール。(将来への)見通し。
・求めるべき結果が定まっておらず、次に取るべき行動がはっきりしていない限り、それらは心にとどまりつづけてしまう。
・あなたの集中力を妨げるという意味においては、すべてが同じように重要で平等なのだ。

【収集】
・今、何が確実なのかを知ること。
・心のお掃除
・(0m)不明瞭な気になること
・(1000m)プロジェクト
・(2000m)注意を向けるべき分野や責任を負っている分野
・(3000m)目標やゴール
・(4000m)構想
・(5000m)目的と価値観
・日記:1つは日々の営みにおけるさまざまなことを自由に記録するためのカジュアルな日記。もう1つは、より内省的なことを記録する日記だ。
ブレインストーミング:特定のテーマに関する心のお掃除
・アイデアを書いた場合は、あなたの潜在意識はそれを保持しておく必要がないと認識し、とらわれていた部分が解放されて自由に別のことを考えられるようになる。
・身の回りを片付ける:自分なりの基準を作り、それらに気づくことができる態勢を確立する
・グループでの収集:グループで気になっていることを全員が言ってしまう。
・収集を習慣化する
・「気になっていること」を収集し、自分にとって確かな事実(とくに何らかのかたちで思考に影響を及ぼしているもの)を明らかにすることは、一見単純そうだが、なかなかに奥の深いものだ。
・予定外のことから身を守る
・ブックマークの効用
・何かのタスクをしているときに進捗状況をメモしておく習慣を身につけると、どこまでやったかが明確になってたいへん便利である。
・収集しすぎることはない
・意識の流れをさえぎらない
・義務感を持たない
・収集を習慣づける
・「気になること」を頭に溜め込まない

【見極め】
・処理
・性質が異なる作業をいっしょにやってはいけないのだ。効率的に自己管理していきたいなら、自由にアイデアを出すモードと判断するモードを意識的に使い分けていく必要がある。
・行動を起こすべきものかどうかを判断し、望んでいる結果をと、前に進めるために必要な具体的な行動を見極める。行動できないものについては、ゴミなのか、あとでレビューすべきものか、資料として価値があるものなのか見極める。
・行動を起こすべきなのかどうか判断する。
・望んでいる結果は何か? :最終的に何を達成したり終わらせたりしたいのか。
・次に取るべき行動は何か? :その目標に近づくために次にやらなければならないことは何か。
・望むべき結果は何か、次に取るべき行動は何か、に答える。

【整理】
・整理されている状態とは、それぞれが意味しているものとそれが置かれている場所に違和感がない状態だ。
・モノの意味と場所を一致させること自体はシンプルな行為だが、そのためには常にそれが何を意味しているのかを定期的に見直さないといけない。
・意味がはっきりしないものを中途半端に並べたり分類したりしても、それは入れ物程度の役割しか果たしていないのだ。
・整理の前に必ず意味を明らかにする。
・整理のカテゴリー:望むべき結果、行動、保留、プロジェクトの参照情報、参考資料、ゴミ
(参考資料、ゴミ、プロジェクトの参照情報を、望むべき結果、行動、保留に変換する(整理する))
・重要なのはそのときに選択可能なすべての行動のリストがあらかじめ用意されていることだ。

【見直し】
・見直す目的は2つある。1つは、それぞれの項目を最新の状態にすること。もう1つは、そうすることによって事態をきちんと見渡せているという確信を持てるようにすること。
・最新の状態に保つ
・見直しによって見直しを改善する。
・定期的にリマインダーを見直している人にとってはこうしたことがそもそも問題にならない
・逆説的かもしれないが、気になることを頭の中から追い出すには、それらを適宜頭の中に戻さないといけないのだ。

【取り組み・行動】
・次に取るべき行動は何か。

・最初にやるべきことがパッと浮かぶか。
・その行動をやっている様子を想像できるか。
・どこでそれが行われているかを想像できるか。
・上記3つに明快に答えられなければ、思考プロセスは完了していない。

・次にとるべき行動は、、、⚪︎⚪︎をしないといけないな。
・でもそれには、、、⚪︎⚪︎を決めておかないと。
・そうなると、⚪︎⚪︎が本当に必要かどうかを判断する必要がある。
・次にやるべき行動がわかったら:実行する。誰かに任せる。あとでやる。
・やるべきことの把握を怠り、よくわからない仕事や「気になること」が大量に心の中に溜まっている人にとっては、突然ふってくる仕事はストレス以外の何物でもない。

・戦略的要因:目的・価値観、構想、目標・ゴール、責任を負っている分野・注意を向ける分野、プロジェクト、行動
・制約要因:状況、使える時間、使えるエネルギー
・行動の種類:すでに明らかにしたタスク、その場で対処すべきタスク、整理システムの更新


【気づいたこと】
・目次をそのままコピペするだけでも、概要把握には役立つ。
・本を読んでいる時、気になった箇所に付箋を貼っている。だけど、そこで終わっていることが多い。これって、処理と判断を使い分けていると言えるんだろうけど、肝心な判断を全然していなくて、まったく意味のない読書になっている。「処理」と「判断」を使い分ける。
・よくわからないことは、重要そうなことを洗い出して、一覧にするだけで、何となく把握できる。

【次にすること】
GTDに取り組む
・気づいたこと・気になること を何件消化したか記録する。(モチベーションを持つため)
・気づいたこと・気になることを何件思いついたか記録する(モチベーションを保つため)
・簡易チェックシートを作成する。(GTDの最低限で、それなりにわかるシート・道筋)


written by iHatenaSync